女性は出産後に生理不順を起こすことがあります。
産後の生理不順は、通常起こるのものほど問題にすることはありません。
時間とともに正常に戻ることがほとんどです。
ですが、どのような理由によって生理不順が引き起こされるかを知っておくことは必要です。
引き起こされる原因といえるのが次の点です。
(1)女性ホルモンの影響によるものです。
産後は女性ホルモンの影響を受けやすい状態にあります。
子供を育てるための母乳が出ている期間においては、ホルモンの分泌が変化して生理が抑えられる傾向にあります。
(2)ストレスによるものです。
出産による体への負担とその後の子育てによる負担が、精神的なストレスになります。
それにより生理不順を起こすというわけです。
(3)産後の生理不順で最も多い特徴が、出血量が増加するということです。
あまり出血量が多い場合は、病院で検査をする必要性があります。
このような理由により、産後の生理不順が引き起こされるということです。
通常であれば、産後1ヶ月半ほどで生理がくることになるのですが、それを過ぎても起こらない場合は不順を起こしている考えられます。
期間が長すぎるという場合などは医師の診断を受けることが大切です。
生理不順を引き起こすその他の原因として、食生活の乱れも挙げられます。
栄養バランスの偏りなどで、ホルモンバランスが崩れていると考えられます。
産後の生理不順を改善するためにも、まずは食生活の乱れを改善することが必要です。
おすすめの食品は、ミネラルを多く含むものを摂取することです。
鉄分・亜鉛などのミネラル分は、血液の循環をよくする効果があり、またホルモンバランスを調節する効果もあります。
海草類や魚介類などには、たっぷりとこうした栄養分が含まれていますので、おすすめの食品です。
その他、ビタミン類を多く含む野菜や、大豆に含まれる大豆イソフラボンもホルモンバランスを改善してくれるのでおすすめです。
意外と知られていないのが酵素不足。
これにより、ホルモンバランスが乱れて生理不順になる場合があるのです。
生モノでしか摂取できない酵素ですが、プチ断食で飲む酵素ドリンクなどを飲むと手軽に飲めますよ。
※参考) 生理不順を治す方法!女性ホルモン乱れに酵素ドリンク
青魚や海草類に含まれるα-リノレン酸も効果的です。
生理痛を軽減してくれます。
以上のような食品を多く摂取すると効果的です。
あとは栄養バランスに偏りが起きないように多品目を日頃から摂取することが大切です。
1日3食バランスのいい食事を心がけてください。